幸せの扉

30代女子のブログです。美容とファッションのことを中心に、日ごとのことを書いています。

金曜日の夜と、週末の社会人クッキング教室

明日で仕事も終わり。薄暗くなってきた金曜日の夕方、そう思うと苦手な事務作業もサクサク終わります。いつもはイライラする上司のひと言も、やんわり笑顔で対応できるのも金曜日のなせるワザ。

結婚して子育て真っ只中の同世代が増えてきたなか、暇を持て余し気味なシングルOL。土日を朝から晩まで一緒に過ごしてくれる恋人もいず、最近は「社会人向けの料理教室」に足しげく通っています。料理教室といっても、料理したい男女が集う気楽な集まりのこと。20代や30代がマンションの一室に集まり、アジアン料理やイタリアンなど旬の料理をワイワイ作って、最後にはワインや地ビールで乾杯します。
何をつくっているかではなく、皆で仲良くひとつのことをやり遂げる達成感が嬉しくて集まっている感じ。普段しているお仕事のこと、最近ハマっている趣味、近ごろフラれた彼女のこと、引越し先の変わったご近所さんの話…何気ないやり取りも「初めて会った人」だからこそ、気楽に話せる気がします。
20代から30代になったばかりの頃は、変に周りの友達と比べることも多くて「早く彼氏を見つけよう」「早く結婚して一人前の女になろう」と毎日気ばかり焦っていました。35が近づいた今、趣味の料理教室を通じて多くのシングルの男女とあれこれ出会うようになり、その楽しいムードに後押しされて「おひとり様も気楽なのでは?」と思えるようになりました。
結婚するか、しないかは人それぞれ。どっちの道を選んでも、同じ数ずつイバラやトゲもありご褒美や贈り物もある…。どっちの道か強烈にこだわる事こそ、本質から大きくはずれた的外れの議論なんじゃないの…?

定時ぴったりに抜け出した金曜日のオフィス。誰と待ち合わせをしている訳でもないけれども「会社員」から「1人の女性」へ戻る瞬間が、たまらなく愛おしい。一人暮らしのマンションのドアを開け、濃いメイクを落としておこたの中へ。帰り路のコンビニで買ってきた梅酒と焼き鳥を開け一人居酒屋を。今週末は料理教室「中華でカンパイ」があるんだっけ…。まだまだ人生、楽しいことは始まったばっかり。三十路の夜は楽しく更けていきます。