幸せの扉

30代女子のブログです。美容とファッションのことを中心に、日ごとのことを書いています。

【生理前にイライラする】PMS症候群ってなに?

生理が近づくと、ちょっとした事にキレやすくなる。涙もろくなり、感情がとまらない。体全体が重く、家事や仕事が手に付かない。…こんな経験はありませんか?

 

生理前にメンタルやボディのコントロールが効かなくなる病気として「PMS」があります。今回はPMSについてレポートしたいと思います。

PMSってなに?

私たち女性の体は、エストロゲンとプロゲストロン2種類の女性ホルモンの働きによって成り立っています。生理前およそ2週間は、女性ホルモン・プロゲストロンの働きが活発になります。

 

プロゲストロンの働きは「子宮のコントロールをして、妊娠しやすい体に整えること」です。妊娠に必要なエネルギーを体に蓄えようとするため、生理前はより水分が溜まりむくみやすい状態になります。

 

体に水分が溜まった状態になるため、ボディはいつもより疲れを感じやすい状態に。人によっては生理前に体がだるく1日中鉛のようにボディが重たく感じられるようになるのも、このためだといわれています。

PMSの症状は?

PMSの症状として以下のような症状があらわれます。ボディだけではなく、メンタル面にも影響を及ぼすのがPMSの特徴です。

□イライラする
□カッとなる
□憂うつな気持ちになる
□たっぷり寝ても疲れがとれない
□恋人やご主人に八つ当たりする
□肌荒れやニキビが増える
□バストに痛みを感じる
□下腹部が重たい
□集中力が低下する

PMSによって引き起こされる症状は200を超えるといわれています。日本人の女性は体と心が限界になるまで、無理をしすぎる傾向にあります。体や心が疲れていると感じたときは、無理をしすぎないことも大切です。

更年期障害と似ているケースも

最近では仕事や子育てのストレスから、30代でも更年期に似た症状を引き起こすことがあります。イライラや憂うつな気持ちも、女性ホルモンの乱れによるプチ更年期による病から引き起こされることもあり、注意が必要です。

 

一般的に更年期の症状は45歳から55歳程度に発症するといわれていますが個人差もあるため、いつもと違った症状に悩まされるようになったら産婦人科など医療機関への受診がおすすめです。

PMSに効果的な食事法は?

もしかしてPMSかも?と思ったときは、毎日のライフスタイルを見直してみることも大切です。一番手っ取り早いのが食事方法を見直してみること。

 

精神面が不安定と感じたときは、血糖値を急上昇させない食事の方法に気を配ることも大切です。血糖値がジェットコースターのように急上昇したり急下降すると、自律神経の働きが乱れ、感情が不安定になりやすいといわれています。


食事の際には、血糖値のゆるやかな上昇を導く野菜から食べること。会話を楽しみながら、ゆっくり時間をかけて食事を楽しむこと。

 

血糖値が急激に上がるチョコレートや砂糖を、控えること。これらの点を意識しながら食事を摂ると、PMSの症状を和らげることができます。

・体を動かしてストレスを発散

気持ちが落ち込むとき・イライラするときは、思いきって外に飛び出し、ウォーキングやヨガなど体を動かすスポーツを体験すると、心がクリアになります。

 

運動を毎日の生活に取り入れることによって、血液の流れがよくなり、脳内もリフレッシュします。酸素と二酸化炭素の交換も上手におこなえ、老廃物の溜まりにくいボディに変身することができます。

 

ハードすぎるスポーツは、かえってストレスのもとになってしまいますが、自分が心地よいと感じる運動をおこなうことは、PMSを和らげる有効な手立てとなります。無理のない範囲でエクササイズや運動を、ライフスタイルに取り入れていきましょう。

・どうしても我慢できないときは、サプリやお薬を

運動やエクササイズをおこなっても改善がみられないときは、プロやお薬の力に頼ることも大切です。サプリメントやお薬をいただき、淀まない体を手に入れましょう。